ポータブル電源の購入を考える
1/13 2024
カテゴリー・災害対策
近年、災害時にポータブル電源が注目されています。どのようなものか、どのようなものを選ぶべきなのかわかっていないので、まずはポータブル電源について考えることから始めてみました。
1. イントロダクション
先日、能登半島で地震があり、大規模な停電が発生しました。万が一に備えて、非常用電源の準備を我が家でも検討しました。
我が家には太陽光発電があるので、蓄電池の提案されたこともありますが、かなり高額だった為、手が出ませんでした。
そこで最近良く目にするようになったポータブル電源について調べてみました。
調べたのはJackeryのポータブル電源です。持ち運び可能で初期コストの面でも手軽な製品といえます。
2. Jackeryポータブル電源とは
Jackeryは「グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する」というビジョンのもと、誕生しました。
様々な製品を提供していますが、中でもソーラーパネルとの接続に優れたポータブル電源が評価が高いです。
リチウムイオン電池を使用することで、小型軽量ながら必要な電力を供給。扱いやすく携帯性に優れている点が魅力です。
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3. 災害対策としてのポータブル電源の重要性
災害時、スマートフォンや照明など、電力が必要とされるシーンは多数あります。
スマートフォンの充電であれば、モバイルバッテリーでも何度か充電できます。
また、USBで充電できる機器についても充電できますが、100Vのコンセントが必要な場合も必ず出てきます。
特に、夏の暑さや冬の寒さは命の危険もあります。
扇風機やお湯を沸かしたり出来ることは大きなメリットとなります。
4. 災害と停電の可能性
ここで、今回は特に地震の可能性について考えてみます。
結論から言うと、今から5年~15年の間に大規模な地震の可能性があり、その際、停電から復旧までの期間は3日程度を見込んでおく必要がありそう。ということです。
2030年~40年に発生する可能性があるという南海トラフ地震。
その被害範囲は静岡から宮崎までと言われており、私の住んでいる地域では震度5~6程度となる見込みです。
津波は10mを超える大津波となると予想されておりますが、幸い我が家はその心配はないでしょう。
南海トラフ地震は前回1944年? 1946年?とも言われ、周期から考えても2035年±5年の範囲での可能性が高いとのことです。
その際の停電の可能性についても調べてみました。
停電の可能性は分かりませんでしたが、3日で80%の世帯で復旧するということはわかりました。
※皆さんはそれぞれのお住まいの情報でご確認ください。
ポータブル電源の寿命を10年と考えると微妙なところですが、「備えあれば 憂いなし」ですかね。
また、復旧まで数日を要するというところから考えるとソーラーバネルのセットがいいのではないかと考えます。
5. Jackery製品を購入するメリット
Jackeryは、知名度の高いポータブル電源ブランドで、信頼度が高く、世界中に多くのファンがいます。
ラインナップも豊富で、基本的にコンパクトで持ち運びが容易なモデルが多く、充電時間が早く高出力で、安全性が高いといった特徴を備えています。
ソーラーパネルとセット製品も登場しており、災害時やアウトドアで大活躍間違いなしです。
6. 注意点や課題等デメリット
一方で注意点として、リチウムイオン電池の寿命があることがあげられます。
ポータブル電源の寿命は、バッテリーのサイクル数が関係しています。
安いポータブル電源はバッテリーのサイクル数が少ないケースが多く、長期間の利用には向かない可能性もあります。
また、充電量と温度によって電池劣化を引き起こします。
充電完了後も充電し続けない。自然放電に注意して定期的に充電量を確認する事も大切です。
最後はやはり価格が高いことでしょう。
災害時のことを考えて大容量を買うことを考えると10万円以上する事もあります。
セールなどをうまく活用して少しでも安く手に入れましょう。
7.購入検討でのポイントと選び方
なんの為に買うのかをよく検討し、必要な容量を算定し、少し余裕を見た電力容量の製品を選ぶことが大切です。
可能な限り、手頃な価格で高容量なにより安全な製品を選ぶことをおすすめします。
8.まとめ
以上から、Jackeryのポータブル電源は災害時の対策として高い安心感が得られます。ソーラーパネルと併用したり、普段の生活でも上手に活用すればコスト面でもメリットは出ると思います。ぜひ購入を検討してみてください。