中学生のプログラミング HTML編(4)
2/5 2023
カテゴリー・HTML 中学生 プログラミング
中学校から学ぶHTMLについての学習帳です。今回はHTMLの基本について学びます。
中学校で学ぶプログラミング
前回はGoogle Chromeのデベロッパーツールの内容について説明しました。
今回はデベロッパーツールからは離れて、HTMLの基本を説明したいと思います。
HTMLについて
HTMLはみなさんがインターネットなど通じて見ているページ(Webページ)を作っているプログラミング言語です。
プログラミング言語とは、外国の人には英語を話すようにコンピューター(パソコンなど)に分かるように言葉であると理解してもらったら良いと思います。
世の中にはたくさんのプログラミング言語がありますが、HTMLはページ(Webページ)を作るための言語となり、学生が馴染みやすいプログラミング言語であると思います。
タグについて
HTMLではページに表示したい文字や画像などを「タグ」と呼ばれるもので表現します。
タグは「<○○>」と「」で構成されていて、
「<○○>」は開始タグ、「/」を加えた「」を終了タグと言い、以下のように書きます。
<タグ名> 内容(文字など) <!--タグ名-->
ここで、注意点として、半角文字で入力するという!ということです。
また、スペースも半角文字を入力する状態で挿入して下さい!!
よくやってしまうのですが、文字を入力する際に全角文字を使用するので、そのまま全角文字を入力してしまうことが結構あります。
特に、スペースは目には見えないので注意が必要です。
HTMLの基本構造
まず、以下のサンプルコードを見てみましょう。
<!doctype html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>中学生のプログラミング</title>
</head>
<body>
<h1>HTMLについて</h1>
<p>はじめてのプログラミング</p>
</body>
</html>
-
●「
<!doctype html>
」とは
<!doctype html>
はドキュメントタイプ宣言と呼ばれ、先頭に書きます。
これはページがHTMLの現在の最新バージョン(HTML5)であることを宣言しており、
HTMLをプログラミングするときには最初に書くものである。と思っておいて良いです。 -
●「
<html>~</html>
」とは
htmlタグで、先程の<!doctype html>
に続いて書きます。
これはHTMLですよってことを表していて、開始タグの<html>
から終了タグの</html>
の間にページの内容を書いていきます。
lang=”ja”というのは、ページの言語を設定しており、「ja」はJapanese(日本語)であることを表しています。
ここで、日本語ですよ!って言っておかないとページを表示した際に正しく日本語が表示されない場合もあります。
<!doctype html>
と同様に 「lang=”ja”」もHTMLをプログラミングするときには書くものとおぼえておいて下さい。